全国住まい情報ブログ

中古住宅のケース

2011.10.14

庭でいえば、中古住宅のケースだが、契約する一歩手前までくると、「庭の立派な木も、このまま残してもらうようにしますから」という。買おうとする中古住宅の庭には見事な木かおる。それもつけるというのである。そこで買うことにしたが、なんのことはない、木はもっていかれてしまったという。庭木の場合、契約書に「木も含まれる」と書いてなければ、もっていかれてもしかたない。これも口約束を信じて、文書にしなかったためである。すでに買うことを決めたあとの口約束もある。マイカーで売りだし現場をみにきた客に、「カーポートをサービスしましょう」といった不動産業者がいた。客はその約束を信じて待っていたが、いつまでたっても工事にこない。この約束も反故にされた。分譲住宅でも、いよいよ引き渡しというときになって、「コンセントはつかってみて不便でしたら移動しますから、そのときはいってください」などというものの、実際はやらないことも多い。コンセントの移動はそう費用のかかることではないが、これだけのことできてくれる工務店もいないので、分譲住宅を買った業者に電話すると、そういう約束をしたおぼえはないといわれた。コンセントなどのアフターサービスは業者がおこなうべきだといわれているが、いまのところ文書化していなければ拘束力はない。ここにあげた例以外にも、口から出まかせの約束をすることが多い。しかも、悪質な例がけっして少なくない。業者自身、そのことを自覚している場合もあり始末におえない。口約束はつまるところ水掛け論になるので、約束ごとがあれば文書にしておくしかない。

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