全国住まい情報ブログ

計画換気の原則

2011.09.30

計画換気の原則を一言でいえば「出入り口を明確にしながら、二四時間、必要な量の新鮮な空気を取り入れ、汚れた空気を排出すること」です。ところが、節約好きの日本人は、換気扇は必要に応じて止めたり、つけたりするものと心得ています。二四時間なんて、とんでもないという感覚でしょう。ちなみに、スウェーデン製、フランス製の換気システムには、強弱の調整はできても、オフスイッチはつけられていません。二四時間の計画換気が常識になっているのです。「出入り口」というのは、排気(出口)と綸気(入り口)のことで、出口はトイレや浴室、キッチンなど、空気の汚染するところ、入り口はまず外の新鮮空気を雛初に人間に与えるためにという意味から、寝室やリビングなどを考えていいでしょう。これを反対にすると、臭いところから空気が入って、人のいるところを通りながら、汚れた空気が排気されていくことになってしまいます。この出入り口を明確にするということは、たんに給気口と排気口をどこに設置するかということだけで実現できるものではなく、建物の気密性を高めることが必要になります。つぎに、必要な換気量ですが、一般的には換気回数二時間に住宅の容積の空気が外気と入れ替わる回数)で〇・五回/時以下が理想です。必要な換気量というと、それは呼吸するための必要址で、それ以下だと窒息してしまうのではないかと思い込む人も少なくありません。停電などで、換気装置が止まってしまったらどうなるのかといった不安も、よく耳にします。しかし二酸化炭素濃度一〇〇〇ppm以下という一般にいわれる安全の目安は、あくまで空気の汚れを対象にしてのもので、呼吸のためなら一入一平方メートル程度の空気でも十分で、換気システムが停正しても窒息することなどありえません。

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