全国住まい情報ブログ

住まいの条件

2011.10.07

義兄家族が帰国することになり、Hさん夫妻は新しい住まいを見つけなければならなくなった。住まいの条件は、都心の仕事場から1時間半以内で3部屋以上。こう決めて、Hさんは家捜しを始めた。ところが目当てにした地域の不動産屋を何軒かまわるうちに、自分の考えの甘さに気づいた。Hさんの条件を満たすには、アパートで7、8万円、一軒家で12万円の家賃になる。当時のHさんの収入では無理だ。Hさんの頭に、2Kのアパート暮らし時代がよみがえった。「またあの生活に戻らなければならないのか。本来家は、そこに住む人がくつろぐ場所だ。しかし、あの狭さではとてもくつろぐことはできない。何のために働いているのかという疑問がわいてくる。これから子どもも大きくなっていく。いまさら2部屋のアパートになんか戻ってたまるか。そうはいっても条件に合うところは、最低でも月に7万円はかかる。7万円といえば、5年間支払い続けて400万円以上。この金で家を持つことはできないか」Hさんはさらに考えた。「年を取ってから家を持ってもしょうがない。働いている時にこそ、リラックスできる場所が必要になる。よし、体力のあるうちに、自分の手で家を建ててやろう」

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