全国住まい情報ブログ

木造モルタル造りの家の弱点

2011.12.16

木造の建物で外壁にモルタルを塗ったり、タイルをはったりして、立派に作った家があちらこちらに見うけられます。素人見にはスバラしく見えますし、建築法規でも乙種防火地区(防火対策の一つとして甲種・乙種の防火地区という場所がさだめられていて、甲種の場合は耐火建築鉄筋コンクリート、コンクリートブロック造、石造等耐火的な建築でなければ許可されないことになっています)ではこれでなければいけないとなっていたりするので、このような場所ではしかたないとしても、郊外の住宅でもそのような家がチョクチョク建っているのですが、これ程構造躯体を弱めるものはないのです。

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モルタルは吸水性の強いものですし、タイルをはっで匝地からしみこむ水はなかなか防ぎにくいものなのです。南向の壁面で陽のよくあたる乾燥しやすい部分はそれでもまだいいとして、北側の絶対陽のあたらないところではいつもじめじめしていて、構造体の木材をいためつけているのです。建築行政を担当している役人さんの中でも、モルタル塗にしなければいけないというのは悪法ですね、といっていられる方もあります。このモルタル塗やタイルばりとしてもなかなか金のかかるもので、金をかけて家の生命をちぢめているといっても良いものです。