全国住まい情報ブログ

業者見積りで提出見積書を作成しているうちは利益を出せない

2011.10.14

多くの会社では、設計図面が見積担当者の手元に届き次第、次のような方法でお客様に提出する見積書を作成しています。(1)その図面をコピーして主な業種に渡し、業者見積りを徴収する(この方法をとっている会社がほとんどでしょう)。(2)見積りを持ってきた業者と、NET(ネット:業者の言うギリギリの金額)打合せと称して「どの程度値引きをしてくれるのか」を交渉する。(3)各業者のNETを集計してお客様への提出見積書にする。一方で工事管理担当者は、(4)契約図書(契約書、図面、見積書の綴り)を渡されると、各業者を呼び発注金額の交渉を行なう。この発注交渉する業者は、見積作成担当者が提出見積を作成する時に交渉した業者がほとんどという会社が多いのです。この一連の作業において、実におかしなことがあることに気が付いたことでしょう。まず、業界のほとんどの会社が、当たり前のように業者が提出した彼らの見積に対し、必ずと言って良いほどその業者と金額交渉をしているのです。そうしますと、(1)業者は必ず値引き交渉があるとして上乗せした見積書を出してきます。(2)お客様と契約した後に、さらに同じ業者に発注のための値引き交渉が待っている訳です。「それは違います。見積りを作るときの業者と発注する業者は違います。」「いい加減なことを言うのは止めようよ。いつもいつも工事をさせてもらえないのが判っていて、見積協力する業者がどの世界にいるのですか。そんなことをしていれば、その業者の会社の経営は成り立たないでしょう。その業者には見積り作成協力金を支払っているのなら話は別です。しかし、会社はそのような支払はしていません。おかしいでしょう。」

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