「住まい」としてのマンションをつくろうと思えば、「羊焚の輪切り」「田の字型」住戸に甘んじていることはできません。いろいろな工夫、努力をするのが、一流のデベロッパー、一流のゼネコンです。実例はいろいろあります。「センターイン型」(玄関が住戸の奥行き方向の真ん中あたりにある間取り)、「2戸1エレベーター型」(2戸で1基のエレベーターを使用するもの)、「ワイドスパン型」(住戸の間口が奥行きより広い間取り)、などです。
(参考)
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これらは間取りの自由度が高く、居住性が向上します。工事が多少複雑になり、販売可能な床面積もやや減るため価格はアップします。しかし、「センターイン型」で試算しても、坪200万円のものが坪208万円程度になるくらいです。所有面積が25坪(85cm)として、1戸あたり約200万円ですが、住み心地と比べれば安いものだと思います。私は、これまで随分こうした主張をしてきましたが、あまり影響力がありません。購入者であるみなさんが賢くなって、もっと「住まい」としての配慮があるマンションが欲しいと声を上げてください。そうすれば、売り手であるデベロッパー、作り手であるゼネコンも変わっていくはずです。