全国住まい情報ブログ

占有者からいかに明け渡してもらうか?

2011.10.28

落札できた物件を占有者からいかに明け渡してもらうかが、初めての人は一番不安に思うだろう。A氏が自身の体験を語ってくれた。「物件に住んでいたのは、住宅ローンを払えなくなった子持ちの若い夫婦で、私はまず彼らに宛てて手紙を書きました。自分が所有者になったので、2ヵ月後までに出て行ってほしい、という内容を丁寧に伝えたのです。すると、間もなく相手の弁護士から連絡があって、立ち退き費用を求めてきたので、『1ヵ月で出てくれれば15万円払う』と打診しました。

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下手に法外な値段を向こうから言われて交渉するよりも、相場に近い額をこちらから提案するほうがいい。月々の家賃を想定すれば、1・2ヵ月で出て行ってくれる人に対する立ち退き料は10〜30万円が妥当だと考えた。2ヵ月が過ぎても出ていかない場合には、立ち退き料を支払わずに法的手段をとるつもりでしたが、相手も弁護士を介すことで自分たちには法的に主張できる権利が何もないということがわかります、それで快く明け渡してくれました。このあたりは営業マンの商談と同じように『あ、うん』の呼吸が有効だと思いますね」A氏は転売して利益を得るのが目的だったため、親戚の会社名義で物件を落札させ、キレイにリフォームしたうえで売却した。