日本住宅公団の発足が昭和三十年で、翌三十一年から入居が始まりますが、そのときに登場したのが2DKでした。二つの寝室とダイニングキッチンを組み合わせたもので、面積にして四〇平方メートルほどです。以来、この間取りが一つの目安になり、住宅会社もこれにならった一戸建てをつくるようになりました。2DKが新しい住宅のスタイルとして広がったのです。この2DKというきわめて限られた面積のなかで、重要な鍵を握ってい
戦後の家の広さの目安になった2DK... の続きを読む
計画換気の原則を一言でいえば「出入り口を明確にしながら、二四時間、必要な量の新鮮な空気を取り入れ、汚れた空気を排出すること」です。ところが、節約好きの日本人は、換気扇は必要に応じて止めたり、つけたりするものと心得ています。二四時間なんて、とんでもないという感覚でしょう。ちなみに、スウェーデン製、フランス製の換気システムには、強弱の調整はできても、オフスイッチはつけられていません。二四時間の計画換気
計画換気の原則... の続きを読む
「土台に最適なヒバ無垢材使用」を合言葉に、厳選された本物の無垢材で価値ある家造り、これが建築会社の大きな特徴です。ご存じのようにヒバ無垢材は天然成分ヒノキチオールを含み、シロアリ、蚊、ダニ等の害虫を寄せつけません。特にシロアリは私たちの想像以上に進化した害虫で、大切なマイホームが極悪な“組織暴力”により無残にも全壊、倒壊等の大きな被害を受けております。が、その天敵であるヒバ無垢材は、人体に安全で無
土台には、天然殺虫成分を含むヒバ無垢材を使用... の続きを読む
住宅の基本的な性能さえ押さえておけば、あとはどうにでもなるようなポイントともいえなくもありません。現在の日本の住宅雑誌や住宅関連の出版物の多くは、反対に、この部分からのみアプローチしているものがほとんどです。住宅はそこに人が住まなければただの箱にすぎません。街も同様で、さまざまな人と建物がつながりあって、街になります。「つながり」には、二つあります。ひとつは住宅のなかでの家族のつながり。もうひとつ
「つながり」には、二つある... の続きを読む
タイル工事・左官工事で最大のトラブルは亀裂です。ところが、亀裂に負けないぐらいに急増しているトラブルに(1)色違い、(2)変色、(3)水漏れ・雨漏り、(4)剥離が挙げられます。熊本地裁からの依頼で、私が熊本の住宅の鑑定を行ったことがあります。玄関の両側に天然石タイルが張ってあるのですが、東側の壁のタイルだけが剥がれ、西側の日照りの強い方のタイルは剥がれていないのです。調べてみると、目地(めじ)が塩
タイル・左官工事のここがポイント... の続きを読む
断熱というと、壁の中に断熱材を入れる方法が一般的ですが、これが「内断熱方式」といわれるものです。これに対して、建物躯体の外部を断熱材でおおう「外断熱方式」というものがあります。内断熱方式は、従来の日本の家では取り入れやすい方法ですが、要するに柱と柱のあいたに断熱材を入れるものですから、それにともなう欠点があります。(1)柱部分には断熱材を入れることができない。(2)断熱材と柱のあいたには、かならず
壁の中に断熱材を入れる内断熱方式は欠点が多い... の続きを読む
新築住宅や家具売場で目が充血したり涙が出たり、鼻の奥や喉が痛くて、喉がピリピリするのは、ホルムアルデヒドによって身体の水分をとられるからです。ホルムアルデヒドは、高濃度では、消化器や腎尿細管の壊死、神経細胞の破壊、脳浮腫などが起こるといわれ、発ガン性のある物質としても知られています。しかし、コストが安く、防カビ効果が高いので、ビニールクロスののりや合板の接着剤として用いられることが多いのです。ビニ
ホルムアルデヒドによって身体の水分をとられる... の続きを読む
人口動態の特性を説明する場合、自然増(=出生による人口増)と社会増(=転入による人口増)の両面を見る必要がありますが、高額所得層の社会増が多い街は必然的に賃料相場が上昇していきます。そういう街は、低所得層が多く地域経済の状況が悪化する街とは正反対に、繁栄が維持され続け、さまざまな都市のインフラもますます成熟していきます。場合によっては、高額所得層だけでなく、お金が余っている富裕層も、そういう街にセ
セカンドハウスを買ってしまうことも... の続きを読む
食事は、つくる所と食べる所との大きな関係の上に成り立っています。たとえば、ダイニングキッチンは、出来たての料理を食べてもらうには大変良い考え方です。そんなわけで、このつくる所と食べる所の関係を四つにまとめてみました。(1)K(キッチン)+D(ダイニング)+L(リビング)(2)DK(ダイニングキッチン)+L(3)LDKワンルーム(4)K+LDこの四タイプです。この四つは、暮らし方で選びます。たとえば
つくる所と食べる所の関係... の続きを読む
「お金」は重要な問題です。最終的には、自分で調べたり交渉したりすることをお勧めします。今、住宅ローンは史上最低金利であることは周知の事実でしょう。しかし、それだけではありません。民間銀行の「住宅ローン争奪戦」により、保証金の有無や、繰り上げ返済の方法とその手数料、さまざまな工夫をあの手この手で打ち出しています。変動か固定か、短期固定か長期固定かといった選択に加え、「どの金融機関から借りるか?」も大
メインバンクという発想を持ち、自ら銀行に足を運ぶ... の続きを読む